5月の学びをシェアする読書会|自我を手放す自由〜『ラマナ・マハルシの教え』
5月の「学びをシェアする読書会」は、個展《New Landscape》を開催中のアーティスト・武田哲が選書した『ラマナ・マハルシの教え』を取り上げます。
5月のテーマ
自我を手放すことの自由 – 究極のメタ認知力に学ぶ
ラマナ・マハルシは、1879年南インドに生まれ、17歳で死の淵を体験したことで家族や学校から離れて山に篭り、想念や対象物に惑わされない真実の自己=「真我」を探求し、心の解放の道を説いた聖人、つまり “シュリ” と呼ばれた人です。
インドの偉大な指導者マハトマ・ガンジーに慕われ、また心理学者のユングなど西洋世界にも少なからず影響を与えています。
本書は、師であるラマナが弟子の質問に答えるような形で教えを説いています。仕事を持ち、家庭を持ち、現実的な生活を送りながら、雑音に惑わされず心の平安を保ち、「真実の自己」を探求することは可能なのか? ラマナの弟子になった気持ちで、その言葉に耳を傾けてみましょう。
*noteで本書のご紹介をしています*
ギャラリーオーナーの本棚 #9 至福を知る『ラマナ・マハルシの教え』
学びをシェアする読書会|自我を手放すことの自由 – 究極のメタ認知力に学ぶ
【対象書籍】
『ラマナ・マハルシの教え』ラマナ・マハルシ著 / 山尾三省 訳 / 野草社
【キーワード】
心の本性 / 個我と自己 / 執着 / 真実の知識 / 意識と世界 / 自己実現と幸福
【開催日時】
2022年5月22日(日) 9:00〜10:30
(ギャラリーでの対面開催。定員は5名まで。) 受付終了しました
2022年5月24日(火) 20:00〜21:30
(オンライン開催。定員は8名まで。) 受付終了しました
《学びをシェアする読書会》の特徴
- 書籍を購入する必要はなく、事前に読んでおく必要もありません。リーディング用の資料を主催者側で準備します。
- 書籍丸ごと一冊を読むのではなく、抜粋を読む時間を設けています。
- 書籍を読み解きながら、開催中の展覧会のテーマやアーティストの視点、それにつながる社会的なトピックスなどを主催者よりシェアし、参加者同士で対話を行います。
Gallery Pictor 2022年プログラム《中心はどこにでもあり、多数ある》のサイドイベントとして開催する読書会です。同プログラムの参加アーティストとギャラリーオーナーが選書した書籍を取り上げ、開催される展覧会にタイミングを合わせながら進みます。展覧会とともに鑑賞を深めることができ、また読書会のみでもお楽しみいただけます。
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