5月12日〜6月25日はコレクション展示とともにギャラリー内にライブラリ&ワークスペースを設置します。

アートは言語を使わずに記述された本のようなものです。複雑な社会に生きる私たちに問いを投げかけ、思考の枠を広げ、自分にはない視点や見過ごしていた物事との結節点を作ってくれます。（そのことは以前、こちらのエッセイにも綴りました。[ESSAY:01] 本を読むようにアートを読む、[ESSAY:02] 点・線・面-世界を広げる）

ライブラリには、アートを媒介とした思考を契機に、新しいものを生み出したり、価値転換を図ろうとしている実践者たちの手による書籍や、今回展示中の作品と小さな点でつながってそこから広がる思考の補助線になるような書籍を集めました。（書籍リストはページ末尾に記載しています。）

ライブラリの上階にはデスク２席・ソファ２席を配置したワークスペースをご用意しましたので、読書やデスクワークにご利用下さい（有料、WiFi & 電源利用可）。座席はソーシャルディスタンスを保っていますので、密になることはありません。

◆営業時間

• 期間：2021年5月12日(水)〜6月25日(金)

　　　※6月18日(金)は臨時休業とさせていただきます。

• 時間：

　　　月曜休み

　　　火曜〜金曜　9:30〜17:00（予約なしで利用可能ですがワークスペースは予約優先）

　　　土曜〜日曜　10:00〜17:00（ライブラリ・ワークスペースとも事前予約制）

※ 東京都の緊急事態・神奈川県のまん延防止措置が解除された場合、営業時間や予約の要否を変更することがあります。

◆利用料金

◆ワークスペース内の設備・利用条件

• 電源利用可（お一人様1口）
• Free WiFi 利用可
• プリンタなし
• 電話のご使用は他のお客様へご配慮ください
• オンライン会議（ご発言を含め音声を発するもの）はご遠慮ください
• 食事はご遠慮ください
• ドリンク持ち込み可能（フタつきカップに入っているものに限ります）
• 感染予防のためマスクをご着用ください

◆予約受付

　ご予約・お問い合わせはEメール（info@gallery-pictor.com）でお願いいたします。

◆期間中の作品展示アーティスト（常時3〜4名ずつで展示を入れ替えます。）

   石原章吾、河本蓮大朗、幸田大地、星野美津子、野口恵太、宮地佳代

◆ライブラリ書籍（期間中に追加・変更することがあります。太字は暫定的なカテゴリです。）

アート思考

• 点・線・面（隈研吾 / 岩波書店）
• 世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること（ニール・ヒンディ/ クロスメディア・パブリッシング）
• アートサイエンスが導く世界の変容（塚田郁那 / ビー・エヌ・エヌ新社）
• スペキュラティヴ・デザイン（A・ダン&F・レイビー / ビー・エヌ・エヌ新社）

• 世界はありのままに見ることができない（ドナルド・ホフマン / 青土社）
• なぜ世界は存在しないのか（マルクス・ガブリエル / 講談社）

• ブループリント「よい未来」を築くための進化論と人類史（ニコラス・クリスタキス / ニューズピックス・パブリッシング）
• 世界の多様性（エマニュエル・トッド / 藤原書店）
• 銃・病原菌・鉄（ジャレド・ダイアモンド / 草思社）