note 更新|ギャラリーオーナーの本棚 #18『遊びの博物誌』
ギャラリーオーナー中島の読書記録、今回は『遊びの博物誌』(坂根巌夫/著、1977年、朝日新聞社)。
年間プログラムのテーマを《あそび》にしようと決めて程なく、ふらっと立ち寄った古本屋さんで偶然引き当てた本です。
科学や芸術の才溢れる “本気であそぶものたち“ が創り出した、心躍る遊びの数々。
表紙の安野光雅さんの「ふしぎなえ」に、子どもの頃の記憶も呼び覚まされました。
note「ギャラリーオーナーの本棚」について
ギャラリーで行う展覧会のコンセプトのヒントの多くを、私は本から得ています。そしてアーティストの作品から拡がる思考もまた、本とつながることが多いのです。
そういう経緯から、展示する作品のコンセプトやアーティストの制作テーマに関連する本を集めて展覧会場にライブラリを設置する Arts & Library Showという展示をしてみたり、展示に関連する本を取り上げた「学びをシェアする読書会」というイベントも不定期で行っています。
note「ギャラリーオーナーの本棚」では、そんなギャラリーを運営する私の "ネタ帳" になった本をご紹介しています。本とアートを結節点として、みなさんと新しい世界を拡げることができたら嬉しいです。
Gallery Pictor オーナー
中島 紗知