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小野久留美ソロ・エキシビジョン《Maw of the Earth》& トークイベントのお知らせ

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Gallery Pictor 2022年プログラム《中心はどこにでもあり、多数ある》のソロ・エキシビション第5弾は、小野久留美による《Maw of the Earth》を2022年10月15日(土)~11月3日(木/祝)に開催いたします。

 

小野は、自身が撮影した写真を紙に印刷し、それを土の中に埋め、土壌の成分や水分、地中の生き物たちによって自然に変化したものを作品としています。掘り出した作品たちは、同じ時間に同じ場所で同じモチーフを撮影したものであっても、異なる表情を見せます。

Maw of the Earth ‒‒ “大地の口” と題した今展では、植物、海、石、エコー 写真、果物など様々な生物・無機物をモチーフに、大地と、それに育まれ、 時にはのみ込まれるものたちとの関係を映し出します。

 

展示の詳細は上記画像をクリックしてご覧下さい。

 

小野 久留美 ソロ・エキシビション《Maw of the Earth》

開催概要

 - 会期  : 2022年10月15日(日)〜11月3日(木/祝)

 - 時間  : 11:00 〜 18:00

 - 休廊日 : 月曜・火曜(祝日含む)

 


 

アーティスト×ゲストトーク

アートを介して循環するコミュニケーション––埋められた写真を巡って

 

10月25日(火)に、小野久留美を囲んでアーティスト×ゲストトークを開催します。

ゲストにお迎えするのは、従来から小野を知る鑑賞者のお二人。鑑賞者とは言え受動的な立場ではなく、クリエイティブな仕事や関心領域をお持ちのお二人は、アーティストの小野にとっては気付きや新たな思考を生み出してくれる存在です。

今回のトークでは、写真を土に埋めるという小野の制作手法や「変化と保存」への関心を起点に、アーティストと鑑賞者との双方向のコミュニケーションから生まれるインスピレーションの広がりに焦点を当てます。

 

 

スピーカー

 

小野 久留美

2019年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズのファイン・アート学部卒業。在学中にはフランスの現代美術家アネット・メサジェへの作品提供を行ったほか、2018年テート・モダンで行われた実験的な現代アートプログラムTate Exchangeにも参加している。卒業後は東京と栃木に拠点をおき、制作・発表を続ける。

 

小川 滋

Shigeru Ogawa

広告代理店の内外で様々な仕事を経て都市・地域のコミュニケーションにたどり着く。2021年からフリーランス。アートやデザインにも興味津々で、「それも含めての衣食住、人の営みと、その背景となる自然や歴史とのせめぎ合いを紐解いて大きなストーリーを浮かび上がらせる仕事」と話す。天台宗の僧侶としての顔も。インドア派。

 

竹村 輝之

takemura_portrait

眼鏡にまつわる仕事に携わり、現在はアイウェアブランド、Jacques Durand・Y concept のセールス&プレスとして活動。「美術に限らず、演劇、音楽、本、工芸などジャンル問わず様々な作品を摂取するのが生活の一部。能動的な受け手でいることをいつも意識している」と語る。学生時代に美学を専攻し、録音再生技術の誕生と発展の流れをトピックにして、受け手の意識や行動の変化について研究。

 

アーティスト×ゲストトーク 開催概要

 - 開催日時:2022年10月25日(火) 19:30 〜 21:00

 - 開催方法:オンライン(Youtube配信)

 - 参加費:無料

 

参加申込 [Peatixサイト]

 


 

We are pleased to have Kurumi Ono Solo Exhibition <Maw of the Earth> from Saturday, 15th October  through Thursday, 3rd November.

This exhibition is the part of Gallery Pictor’s 2022 year-round program.

 

Ono shoots photographs, prints them on paper and buries them in the soil, where they are naturally transformed by the soil’s composition, moisture, and the creatures in the ground. The works dug out of the ground show different expressions, even though they were taken at the same time, in the same place, and with the same motifs. 

 

This exhibition will feature works made from photographs of various living and inorganic objects, including plants, the sea, stones, echographs and fruit, printed on paper and buried in soil, which reflect the relationship between the earth and the things that are nurtured by it, and sometimes even engulfed by it.

 

To see details, please click the image above.

 

Basic Information of the Exhibition

 - Duration : Saturday, 18th September – Saturday, 8th October, 2022

 - Open hours: 11:00 – 18:00

 - Close on every Monday & Tuesday

 - Venue : Gallery Pictor

 

Artist & Guest Talk will be held on 25th October via Youtube Live ! The language is Japanese only. See above for details.

 

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